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※発光イメージングで観察された各発現タンパク質はHeLa細胞のゲノムの各ローカスにHiBiTタグをノックインしているため、
本来の内在的な発現レベルを反映(LgBiTは細胞内で安定発現。GloMax® Galaxyにて撮影)。

・ インターラクター標識
・ ターゲット同定

近接ビオチン標識法 × HiBiT

免疫沈降法はタンパク質相互作用解析の手法としてこれまでに利用されてきた優れた方法です。しかし、ライセ―ト調製によるアーティファクトの恐れや、微弱な相互作用を見逃す可能性があります。近接依存性標識法は生きた細胞内で標的タンパク質の近傍のタンパク質のみをビオチン標識することで、比較的弱い相互作用など生体内で起きる真の相互作用を見つけることができます。このアプローチにHiBiTを組み合わせることで、相互作用候補のタンパク質を探索し、さらに細胞内で起こる相互作用を定量、イメージングすることもできます。詳細はこちら

免疫沈降法 × HiBiT

免疫沈降法に最適のAnti-HiBiT抗体やAnti-HiBiTビーズをご利用いただけます。11アミノ酸のHiBiTタグは発光検出だけでなく、優れたエピトープタグ機能を有しています。

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製品名 サイズ カタログ番号 通常価格(¥)
HiBiT濃縮 Anti-HiBiT Monoclonal Antibody 100 µg N7200 79,900
Anti-HiBiT Magne® Beads 1 mL CS3278A08 プロメガクラブ特注品
5 mL CS3278A10
DrkBiT Peptide(溶出用ペプチド) 0.1 mL CS3002A02

※オンサイトセミナー受講者に特価注文用紙を進呈(一部特注品や細胞は対象外)

技術ポスター:
HiBiT Protein Tagging System to Study Protein Interactions at Endogenous Levels をご覧ください。
※ポスターで紹介のLgBiT-BioIDは開発品で現在ご提供はできません。


DIAプロテオーム解析サービス

プロメガのDIAプロテオーム解析サービスはかずさDNA研究所とのコラボレーションにより生まれたサービスです。研究所が有する優れた解析技術、ノウハウにより現在では最大11,000種の網羅的なタンパク質を観測することができます。本サービスではタンパク質相互作用パートナーを見つけるためのサンプル前処理を含むDIAプロテ―オーム解析を承ります。

・ 免疫沈降タンパク質のDIAプロテオーム分析(IP-MS)
・ ビオチンラベルタンパク質のDIAプロテオーム分析

・ タグ融合タンパク質の発現

ターゲット遺伝子をGet!
各種発光性タグ融合コンストラクト・導入細胞の準備

NanoLuc® やスプリット断片(HiBiT, SmBiT, LgBiT)などを標的タンパク質に融合させるためのクローニングベクター、コンストラクト作成受託やHiBiTノックイン細胞などもご利用いただけます。

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製品名 サイズ カタログ番号 通常価格(¥)
NanoLuc® 発現 pNLF1-N [CMV/Hygro] Vector 20 µg N1351 86,600
pNLF1-C [CMV/Hygro] Vector 20 µg N1361 86,600
pNLF1-secN [CMV/Hygro] Vector 20 µg N1371 86,600
Flexi® NanoLuc® クローン受託 1 クローン 100,000
HiBiT発現 pBiT3.1-N [CMV/HiBiT/Blast] Vector 20 µg N2361 85,900
pBiT3.1-C [CMV/HiBiT/Blast] Vector 20 µg N2371 85,900
HiBiTノックイン細胞 1 細胞 お問合わせください
NanoBiT® 発現 NanoBiT® PPI MCS Starter System 1 システム N2014 222,000
NanoBiT® PPI Flexi® Starter System 1 システム N2015 185,000
NanoBiT® 8種類のコンストラクト受託 1 セット お見積り(570,000〜)
NanoBRET® 発現 NanoBRET® PPI MCS Starter System 1 システム N1811 218,000
NanoBRET® PPI Flexi® Starter System 1 システム N1821 182,000
NanoBRET® 8種類のコンストラクト受託 1 セット お見積り(575,000〜)
LgBiT発現 LgBiT Expression Vector 20 µg N2681 94,600
HEK293 LgBiT Cell Line 1 セット N2672 1,936,000
Anti-LgBiT Monoclonal Antibody 100 µg N7100 68,300

※ オンサイトセミナー受講者に特価注文用紙を進呈(一部特注品や細胞は対象外)

GloMax® Discoverは、高輝度NanoLuc® ルシフェラーゼによる広いダイナミックレンジの発光シグナルを精度よく定量するためのマルチプレ―トリーダーです。発光、蛍光、吸光に加え、第4の測定法のBRET測定にも対応しており、生物発光と蛍光を利用したタンパク質相互作用にも最適です。

以下のイベントを定量可能:
タンパク質の発現
タンパク質の分解と安定性
タンパク質:タンパク質相互作用
リガンド:タンパク質相互作用
(TE:ターゲットエンゲージメント)


標的細胞殺傷
(TCK:ターゲットセルキリング)
発光レポーターアッセイ
細胞生死アッセイ
発光イムノアッセイ
その他各種プロメガGloアッセイ

技術資料:
Advancing Quantitative Analysis of Targeted Protein Degrader Compounds

・ タンパク質:
タンパク質相互作用の検出
・ タンパク質:
低分子化合物相互作用の検出

NanoLuc®-KRAS 2B G12DとBRAF RBD-HaloTag® 融合タンパク質の相互作用のライブセルカイネティック測定
NanoLuc®-KRAS 2B G12DとBRAF RBD-HaloTag® コンストラクトをHEK293細胞にトランスフェクトした。細胞を様々な濃度のKRAS阻害剤BI-2852で処理し、GloMax® Discover Systemで2時間、5分毎にNanoBRET® シグナルを測定した。BI-2852の濃度を上げるとKRAS 2B G12DとBRAF RBDの相互作用が減少することを示唆。

・ 標的タンパク質の発現・分解
・ 安定性の定量

NanoLuc® やHiBiTタグを標的タンパク質に融合させることで、細胞内外のタンパク質の存在量の変化を高感度に測定することができます。
一例として、現在注目を集めている標的タンパク質分解薬(例:PROTACなど)のスクリーニングや解析にも利用されています。

ゲノム編集でHiBiTを付加したBRD4のリアルタイムモニタリング例
2種類のPROTAC(黄色:dBET1 or MZ1)処理により3時間以内にBRD4(茶色)量が低下すること、またMZ1の方が速やかにBRD4量を低下させることが分かります。
※HiBiT付加タンパク質の細胞内リアルタイムモニタリングを行う場合は、LgBiT安定発現細胞が必要です。

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製品名 サイズ カタログ番号 通常価格(¥)
NanoLuc® 検出 Nano-Glo® Luciferase Assay 10 ml N1110 28,600
NanoBRET® 検出 NanoBRET® Nano-Glo® Detection System 200 回分 N1661 73,400
HiBiT検出 Nano-Glo® HiBiT Blotting System 100 ml N2410 43,400
Nano-Glo® HiBiT Extracellular Detection System 10 ml N2420 35,200
Nano-Glo® HiBiT Lytic Detection System 10 ml N3030 33,000

※ オンサイトセミナー受講者に特価注文用紙を進呈(一部特注品や細胞は対象外)

GloMax® Galaxy Bioluminescence Imagerは、NanoLuc® ルシフェラーゼの化学反応を視覚化するために設計された、フル装備の顕微鏡です。バイオルミネセンスイメージングにより、マイクロプレートアッセイの結果を美しく鮮明な画像に変換します。
NanoLuc® ルシフェラーゼなら、バックグラウンドが低く、励起を必要とせず、高感度で明るい生物発光イメージングを可能にします。

以下の可視化が可能:
タンパク質:タンパク質相互作用
タンパク質の局在とその変化
タンパク質の分解と安定性
リガンド:タンパク質相互作用(TE:ターゲットエンゲージメント)
標的細胞殺傷(TCK:ターゲットセルキリング)

・ タンパク質:
タンパク質相互作用イメージング
・ タンパク質:
低分子化合物相互作用イメージング

NanoBRET® TEシステムによるタンパク質:
低分子化合物の相互作用イメージング

PRMT5–NanoLuc® 融合タンパク質を発現するHCT116細胞に、蛍光標識低分子トレーサーを添加した。蛍光トレーサーがNanoLuc® 融合標的タンパク質に結合すると、エネルギーが移動し、蛍光シグナルが発生する。(左図:[1画像あたり]3分露光、15分間にわたって撮像[画像5枚]、右:3分露光、60分間にわたって撮像[画像20枚])。

・ 標的タンパク質の発現・分解
・ 局在をイメージング

GloMax® Galaxy

標的タンパク質分解のリアルタイムイメージング
内在性HiBiTタグ付きGSPT1を発現し、LgBiTを安定発現するHEK293細胞を、CC-885分解剤またはDMSOコントロール処理で処理した。Nano-Glo® Vivazine™ 生細胞基質でアッセイし、ステージトップインキュベーター/コントローラー、GloMax® Galaxyを備えたGloMax® Galaxyを使用して5時間にわたって画像化した。

分子生物学会ランチョンセミナーにて
GloMax® Galaxyをご紹介!

ライブセルで切り開く新たな知見:
革新と発見の最前線

発表日時
11月27日(水) 11:45〜12:35
会 場
第5会場
福岡国際会議場4階(409 + 410)
プログラムNo
1BT-05

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製品名 サイズ カタログ番号 通常価格(¥)
NanoLuc®/NanoBiT® 検出 Nano-Glo® Live Cell Assay System 100 回分 N2011 33,900
Nano-Glo® Endurazine™ Live Cell Substrate 0.1 ml N2570 35,900
Nano-Glo® Vivazine™ Live Cell Substrate 0.1 ml N2580 35,900
Nano-Glo® Extended Live Cell Substrate Trial Pack* 0.2 ml N2590 46,200

※ オンサイトセミナー受講者に特価注文用紙を進呈(一部特注品や細胞は対象外)
*Nano-Glo® Endurazine™ とVivazine™ 各0.1 mlを含むセット品
Nano-Glo® Live Cell Reagentは最長2時間まで連続した発光モニタリングが可能。Endurazine™、Vivazine™ は数時間から数日にわたる長時間発光モニタリングが可能。

NanoLuc® テクノロジーとは?

深海エビ由来の高輝度ルシフェラーゼNanoLuc®(ホタルルシフェラーゼの100倍の輝度)をベースに開発されたタンパク質検出技術です。NanoBiT® はNanoLuc® を大小2つのサブユニットに分割したもので、大サブユニット(LgBiT)に対する親和性の異なる2種類の小サブユニット(11アミノ酸のHiBiTまたはSmBiT)があり、酵素として再構成されることで発光機能が回復※します。LgBiTに対して高親和性を有するHiBiTはエピトープタグとして、融合タンパク質の高感度検出(LgBiTとフリマジンによる発光検出や抗体による免疫検出)に利用されます。一方、低親和性のSmBiTはLgBiTとともに相互作用タンパク質ペアにそれぞれ融合させることでタンパク質:タンパク質相互作用を発光検出することができます。

また、NanoLuc® またはNanoBiT® を発光ドナーとして利用し、蛍光アクセプターをHaloTag® を介してタンパク質に付加することでタンパク質:タンパク質相互作用を解析するNanoBRET® Protein Protein Interactionアッセイを実施することができます。また、蛍光物質を低分子化合物に付加することで、NanoBRET® Target Engagementアッセイにより低分子化合物とタンパク質の相互作用を測定することができます。LgBiTを細胞内で発現させれば、HiBiT融合タンパク質のライブセルアッセイも可能です(細胞透過性のフリマジンを添加)。

さらに、Nano-Glo® フルオロフリマジンIn Vivo基質(FFz)などを用いればマウス個体でのイメージングにもNanoLuc® を利用することができます。詳細については別途お問合せください。

※ホタルルシフェラーゼの約30倍の輝度

※HaloTag® とは
微生物由来ハロアルカン脱ハロゲン酵素由来のHaloTag® なら後付け蛍光標識が可能です。HaloTag® を発現する培養細胞に低分子HaloTag® 蛍光リガンドを添加すると細胞内外で共有結合し、HaloTag® タンパク質を蛍光検出可能。蛍光リガンドは多種類を揃えており、パルスチェイス様の標識や一分子イメージングにも応用可能です。

NanoLuc® テクノロジー関連実験ツール一覧表

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タグ 検出用発光基質/蛍光リガンド 抗体 ベクタークローニング ORFクローン 細胞株
HiBiT
CRISPRノックイン
LgBiT
(NanoBiT® として)

安定発現
SmBiT
NanoLuc®
HaloTag®
(各種リガンド)

※製品、受託サービスなど詳細については弊社テク二カルサービスまでお問合せください。

NanoLuc® テクノロジーによるタンパク質機能イメージングのための発光顕微鏡で、マイクロプレートアッセイの結果を美しく鮮明な画像として取得できます。
発光、蛍光、明視野の観察
生細胞、組織におけるNanoLuc® ルシフェラーゼテクノロジー(NanoBiT®, NanoBRET®, HiBiT)のイメージングに!
リアルタイムでのタンパク質ダイナミクスおよび細胞生理の研究に最適

特長

ライブセルカイネティクス
生物学研究をリアルタイムに観察

簡単操作
初心者から経験者まで、迅速に出版物クオリティの画像が取得可能な使いやすさ重視の設計

マルチモードイメージング
パワフルなNanoLuc® 発光イメージング + 蛍光による補完

Cofilin (HiBiT KI)

Nucleus

Merge

内在性HiBiTタグ付きコフィリン発現HeLa細胞を用いた、発光と蛍光イメージング
(発光:Cofilin, 蛍光:核, Hoechst 33342)

神経細胞のイメージングにも最適
NanoLuc® を安定発現するiPSC由来神経細胞を観察(細胞播種後10日後に撮影)。細胞体と神経突起が明確に区別可能。

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項目 予想仕様
サイズ(W x H x D) 37.3 cm x 47.7 cm x 53.3 cm
重量 28 kg
サンプル容器 スライド、マイクロチャンバー、35 mmディッシュ、
6, 12, 24, 48, および 96-ウェルプレート
キャプチャーモード 発光、BRET、蛍光、明視野
光源 LED、透過照明
対物レンズ Nikon 20X Plan APO Lambda D, 0.75 NA, 1mm WD
システム倍率 10.3X
センサーおよびピクセルサイズ CMOS、700万画素、冷却温度-25C、低ノイズ、
量子効率70%以上、ピクセルサイズ4.5 µm x 4.5 µm、
最長60分の露出時間対応
ピクセルサイズ 3200 x 2200 ピクセル、
4.5 µm x 4.5 µmピクセルサイズ
最大視野 1.4 mm x 0.95 mm
分解能限界 1.3〜2.0 µm
最大露出時間 60分間
デジタルズーム 最大100X
焦点メカニズム モーター駆動、サブミクロン分解能(0.3125 µm)まで
手動フォーカス対応
環境制御機能 オプション:ステージトップチャンバー、
混合ガスコントローラー