NanoBRET® & NanoBiT®
細胞内タンパク質相互作用(PPI)検出ツールの決定版
NanoBRET® & NanoBiT®
こんな方にオススメ!
- 生細胞内でPPIを観察されたい方
- これまでのFRET、BRETおよびスプリットでPPIがうまく観察できなかった方
- 特定の PPI を標的とした化合物のスクリーニングをされたい方
NanoBRET®
発光レベルとスペクトル分離の改良により実現した『究極の BRET』システム
NanoBRET® Assay は高レベル発光酵素 NanoLuc® ルシフェラーゼをエネルギー転移ドナー、HaloTag® NanoBRET® 618 fluorescent Ligand で標識された HaloTag® タンパク質をエネルギー転移アクセプターとして利用する BRET(生物発光共鳴エネルギー転移)ベースのアッセイで、生細胞内で2つのタンパク質の相互作用を測定することができます。従来の BRET に比べ優れたシグナル/バックグラウンド比が得られます。
- 従来法を凌駕する圧倒的なパフォーマンス:明るく青方にシフトしたドナーシグナルと遠赤側にシフトしたアクセプターによりこれまでのBRETよりも高いシグナルと低いバックグラウンドを実現
- 生きたままの相互作用:生細胞アッセイによりリアルタイムでのタンパク質間相互作用を検出
- カイネティクス解析:リバーシブルなアッセイ技術によりタンパク質間相互作用の誘導と阻害の両方の実験が可能
クローニングセット
ご希望のをタンパク質遺伝子を、複数の制限酵素サイトより選択してクローニングする標準的な MCS システムと簡便な移し換えが可能なFlexi クローニングが可能な Flexi システムからお選びいただけます。
NanoBRET® PPI MCS Starter System
サイズ | カタログ番号 | 定価(¥) |
---|---|---|
1セット | N1811 | 180,000 |
NanoBRET® PPI Flexi Starter System
サイズ | カタログ番号 | 定価(¥) |
---|---|---|
1セット | N1821 | 150,000 |
コントロール
NanoLuc-HaloTag融合タンパク質の発現ベクター Positive Control と p53-HaloTag® と NanoLuc®-MDM2の各融合タンパク質を発現するベクターセット(PPI Control Pair )
サイズ | カタログ番号 | 定価(¥) |
---|---|---|
2×20 νg | N1581 | 35,000 |
NanoBRET® PPI Control Pair(p53, MDM2)
サイズ | カタログ番号 | 定価(¥) |
---|---|---|
2×20 νg | N1641 | 78,000 |
検出試薬
ドナー側の NanoLuc® 検出用の発光基質とアクセプター側の HaloTag® 検出用の蛍光リガンドとのセット
NanoBRET® Nano-Glo® Detection System
サイズ | カタログ番号 | 定価(¥) |
---|---|---|
200回分 | N1661 | 60,000 |
1000回分 | N1662 | 200,000 |
10000回分 | N1663 | 1,700,000 |
ターゲットアッセイキット
各ターゲット融合タンパク質発現ベクターセットおよびコントロール発現ベクターセットおよび2種類の検出試薬を含むキット
NanoBRET® Interaction Assay
横スクロールできます→
製品名 | サイズ | カタログ番号 | 定価(¥) |
---|---|---|---|
BRD 4/Histone H3.3 | 1システム | N1830 | 750,000 |
CMyc/MAX | 1システム | N1870 | 750,000 |
NanoBiT®
ルミノメーターで『簡便に測定できる』高感度なタンパク質間相互作用アッセイ検出
NanoLuc® Binary Technology(NanoBiT®)は生細胞内でタンパク質間の相互作用を構造的な相補性を利用して検出します。NanoLuc® ルシフェラーゼをベースに作成されたLarge BiT(LgBiT)および Small BiT(SmBiT)の各サブユニットは構造的な安定性を高め、親和性が低くなるように最適化されています。目的タンパク質とLgBiT または SmBiT との融合体を哺乳動物細胞内で発現させ、目的のタンパク質が相互作用すると構造的相補性が促進され明るい発光酵素が形成されます。細胞透過性の基質を添加すると生細胞でタンパク質の動態をリアルタイムで観察することができます。
- 非細胞溶解プロトコルを用いたタンパク質間相互作用のリアルタイム検出
- 明るい光は内在レベルの発現でもタンパク質間相互作用を検出可能に
- SmBiT および LgBiT の各サブユニットは可逆的なタンパク質間相互作用検出に最適化されており非特異的な会合を最小限に抑えています。(KD = 190 µM)
- 完全長のタンパク質、タンパク質断片、変異体の相互作用も検出
クローニングセット
ご希望のをタンパク質遺伝子を、複数の制限酵素サイトより選択してクローニングする標準的な MCS システムと簡便な移し換えが可能な Flexi クローニングが可能な Flexi システムからお選びいただけます。
NanoBiT® PPI MCS Starter System
サイズ | カタログ番号 | 定価(¥) |
---|---|---|
1セット | N2014 | 180,000 |
NanoBiT® PPI Flexi® Starter System
サイズ | カタログ番号 | 定価(¥) |
---|---|---|
1セット | N2015 | 180,000 |
コントロール
FKBP, FRB の各融合タンパク質を発現するベクターセット(PPI Control Pair)
NanoBiT® PPI Control Pair(FKBP, FRB)
サイズ | カタログ番号 | 定価(¥) |
---|---|---|
2×20 µg | N2016 | 75,000 |
検出試薬
NanoBiT® 検出用の発光基質試薬
Nano-Glo® Live Cell Assay System
サイズ | カタログ番号 | 定価(¥) |
---|---|---|
100回分 | N2011 | 28,000 |
1000回分 | N2012 | 180,000 |
10000回分 | N2013 | 1,530,000 |
NanoBiT® とNanoBRET® の特性比較
横スクロールできます→
特性 | NanoBRET® | NanoBiT® | |
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方式 | 生物発光共鳴 エネルギー転移(BRET) | 発光酵素断片の相補性 | |
検出対象 | 近接度 | 直接的な相互作用 | |
タグの大きさ | 小さい 20 kDa(NanoLuc®)と30 kDa(HaloTag®) |
非常に小さい 11アミノ酸(SmBiT)と<18 kDa(LgBiT) |
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データ | 2波長の比率(低 %CV) | RLU(相対発光強度) | |
試薬添加回数 | 2 | 1 | |
検出機器 | アッセイ | BRET 対応ルミノメーター (適合フィルター要) |
ルミノメーター (フィルター不要) |
イメージング | 発光イメージングシステム (Olympus LV200 など): 相互作用前後を観察可能 |
発光イメージングシステム (Olympus LV200 など): 複合体のみ観察可能 |
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可逆性 (キネティックアッセイ可) |
◯ | ◯ | |
製品形態 | キット(100種類以上)、 クローニングベクター、検出試薬 |
クローニングベクター、 検出試薬 |
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ベクター構築サービスもございます。 | |||
ライセンス費用(企業を含む) | 試薬の購入のみ | ||
その他 | HaloTag側を使ったプルダウン |