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SLAS2017 プロメガポスター概要

2017.02.27 SLAS2017 プロメガポスター概要 1 #1276 Autophagic Flux Assay for HTS Measured with a Plate Reading Luminometer 2 016 年にノーベル賞医学・生理学賞の受賞となったオートファジーを評価するシステムです。 オートファジーは細胞内のタンパク質等の分解に深く関与しており、オートファジーの破綻が疾患に結びつく事 が分かってきています。 このシステムには相補的なNanoLuc ルシフェラーゼの結合システムNanoBiT(NanoLuc Binary Technology)の原理を応用した、多機能発光タンパクタグHiBiT の 技術が活用されています。 オートファジーのマーカーである LC 3 タンパクと HiBiT を融合タン パクとして細胞内に発現させます。 オートファジーが進むと LC 3 タンパクが分解されるため、システムに付属する試薬を用いて、セルライセート を作製。 HiBiT LC 3 の発光の変化よりオートファジーの活性を評価します。 ( HiBiT の詳細に関しては #1282 A Peptide Tag for the Simple and Sensitive Bioluminescent Quantification of Proteins をご覧ください) これまでのオートファジー 評価法で は、 下記のデメリットがありました。 ・蛍光 測定 となり 、定量化が難しい ・ 測定 するには 機器を選ぶ 一方で Autophagic Flux Assay には下記のメリットがあります。 ・発光測定となるためウェル全体の測定が可能 ・定量 が容易 ・特殊な機器は必要なく、プレートリーダーでの測定が可能 。 H igh Throughput Screening(HTS) のモデルケースも示しており、オートフ ァジー活性を制御する因子の探索等にも活用可能です。 2017.02.27 SLAS2017 プロメガポスター概要 2 #1282 #1282 A Peptide Tag for the Simple and Sensitive Bioluminescent Quantification of ProteinsA Peptide Tag for the Simple and Sensitive Bioluminescent Quantification of Proteins プロメガは プロメガは相補的なNanoLuc ルシフェラーゼの結合システムNanoBiT(NanoLuc Binary Technology)の原理を応用した、多機能発光タンパクタグHiBiTHiBiTを開発しました。を開発しました。HiBiTHiBiTはは1111アミノ酸からなるタグです。目的タンパアミノ酸からなるタグです。目的タンパクにクにHiBiTHiBiTタグを付加し、相補的なタグを付加し、相補的なLgBiTLgBiTと発光基質タグを試薬として添加することにより発光します。これをと発光基質タグを試薬として添加することにより発光します。これを利用し、細胞溶解液中またはブロッティングメンブレン上の目的タンパクの定量、生細胞での細胞膜タンパクや利用し、細胞溶解液中またはブロッティングメンブレン上の目的タンパクの定量、生細胞での細胞膜タンパクや分泌タンパクの定量、細胞融合やウィルス感染の定量など、様々なアプリケーションへの応用が可能です。また分泌タンパクの定量、細胞融合やウィルス感染の定量など、様々なアプリケーションへの応用が可能です。またHiBiTHiBiTのサイズの小ささから、のサイズの小ささから、CRISPRCRISPRなどのゲノム編集へのなどのゲノム編集への応用も期待されます。応用も期待されます。 特長 特長 ・ ・HiBiT (11 amino acids)HiBiT (11 amino acids) ・ ・High affinity association with LgBiT (KHigh affinity association with LgBiT (KDD = 700 pM)= 700 pM) ・ ・Applications:Applications: 1) HiBiT Lytic AssayHiBiT Lytic Assay: : 細胞溶解液中の目的タンパクの定量細胞溶解液中の目的タンパクの定量 2) HiBiT 2) HiBiT BlottingBlotting::: : ブロッティングメンブレン上の目的タンパクの検ブロッティングメンブレン上の目的タンパクの検出出 < 3 minutes< 3 minutes 3) HiBiT Extracellular Assay 3) HiBiT Extracellular Assay : : 生細胞での細胞膜タンパク、分泌タンパク発現量の定量生細胞での細胞膜タンパク、分泌タンパク発現量の定量 4) HiBiT Intracellular Assay: 4) HiBiT Intracellular Assay: 生細胞での細胞内タンパク定量生細胞での細胞内タンパク定量、細胞融合、ウィルス感染定量など、細胞融合、ウィルス感染定量など #1346 Bioluminescent Assays Facilitate Screening for Effectors of Glucose Metabolism #1346 Bioluminescent Assays Facilitate Screening for Effectors of Glucose Metabolism 代謝活性や代謝経路の変化やがん、肥満・糖尿病、神経、発生、免疫など幅広い分野で注目を得ている領域です。 代謝活性や代謝経路の変化やがん、肥満・糖尿病、神経、発生、免疫など幅広い分野で注目を得ている領域です。今回、解糖系の主要な代謝産物であるグルコースと乳酸の測定に特化した種々のアプリケーションが発表されま今回、解糖系の主要な代謝産物であるグルコースと乳酸の測定に特化した種々のアプリケーションが発表されました。した。 このポスターでは主に下記の このポスターでは主に下記の44つのデータを示しています。つのデータを示しています。 ・脂肪様細胞に分化誘導した細胞 ・脂肪様細胞に分化誘導した細胞(3T3(3T3--L1L1 MBXMBX))でのインスリン刺激によるグルコース取り込み能の変化でのインスリン刺激によるグルコース取り込み能の変化 ・がん細胞株のグルコース消費と乳酸の分泌の測定 ・がん細胞株のグルコース消費と乳酸の分泌の測定 ・活性化した ・活性化したTT細胞の解糖系の評価細胞の解糖系の評価 ・ ・HHigh Throughput igh Throughput Screening(HTS)Screening(HTS)のモデルケースのモデルケース HTS HTSのモデルケースでは、のモデルケースでは、384well plate384well plateにてにて12801280化化合物合物((LOPAC1280LOPAC1280))を用いて解糖系に影響を与える化を用いて解糖系に影響を与える化合物を乳酸の分泌量で評価して合物を乳酸の分泌量で評価していいます。ます。 発光での測定は優れたシグナル、 発光での測定は優れたシグナル、S/BS/B比を示し、幅広比を示し、幅広いアッセイに対応可能であることを示しています。いアッセイに対応可能であることを示しています。 2017.02.27 SLAS2017 プロメガポスター概要 3 #1160 Cell Metabolism HTS assays: Glucose, Lactate, Glutamine, and Glutamate detection. #1160 Cell Metabolism HTS assays: Glucose, Lactate, Glutamine, and Glutamate detection. グルコース、乳酸、グルタミン、グルタミン酸は細胞における主要な栄養因子であるともに、これらの因子の細 グルコース、乳酸、グルタミン、グルタミン酸は細胞における主要な栄養因子であるともに、これらの因子の細胞内外のバランスの変化は細胞の性質に大きな影響を及ぼします。プロメガでは発光測定技術を元に、これらの胞内外のバランスの変化は細胞の性質に大きな影響を及ぼします。プロメガでは発光測定技術を元に、これらの細胞内外の因子を測定する技術細胞内外の因子を測定する技術(LGGG(LGGGアッセイアッセイ;;LLactateactate測定測定アッセイ、アッセイ、GGluluccoosese検出アッセイ、検出アッセイ、GGlutaminelutamine検出アッセイ、検出アッセイ、GGlutamatelutamate検出アッセイ検出アッセイ))を確立しています。を確立しています。 今回はこの技術を活用し、 今回はこの技術を活用し、384well384wellでの細胞外のでの細胞外のHTSHTSモデルおモデルおよび、細胞内のよび、細胞内のHTSHTSモデルを示しました。モデルを示しました。 加えて、 加えて、HTSHTSでは化合物による細胞への影響が懸念事項になでは化合物による細胞への影響が懸念事項になります。ります。LGGGLGGGアッセイは発光での生細胞試験と組み合わせアッセイは発光での生細胞試験と組み合わせる事も可能であり、発行測定の良さを活かし、る事も可能であり、発行測定の良さを活かし、384well384wellフォーフォーマットなどでの高感度な測定が可能です。マットなどでの高感度な測定が可能です。 #1143 #1143 A RealA Real--Time, Bioluminescent Annexin V Assay for the Assessment of ApoptosisTime, Bioluminescent Annexin V Assay for the Assessment of Apoptosis RealTime-Glo™ Annexin V Apoptosis Assayはリアルタイムにアポトーシスを検出するキットです。従来のAnnexin Vを利用したアポトーシス検出法と、プロメガの相補的なNanoLuc ルシフェラーゼの結合システムNanoBiT(NanoLuc Binary Technology)の原理を組み合わせたシステムです。アポトーシスネガティブの状態では膜非透過のAnnexin V-NanoLuc融合タンパク(Anx-NB (small)& Anx-NB (large))間では相補結合しないため発光は生じませんが、アポトーシスにより生じるphosphatidylserine(PS)が膜外側に転移する現象により、PSとAnnexin V-NanoLucが結合し、更にNanoBiTの相補結合が生じ、発光します。培養開始時の1回添加のみで48時間までのリアルタイム測定が可能です。また、膜非透過型核酸結合蛍光色素とともに使用することで、ネクローシス検出のマルチアッセイも可能です。本ポスターではアポトーシス、ネクローシスのリアルタイムマルチアッセイ、48時間のリアルタイムデータ、Caspase-Gloとの相関、発光イメージングのデータを掲載しています。 2017.02.27 SLAS2017 プロメガポスター概要 4 #1212 #1212 CellCell--Based BRET Assays for Quantifying Antibody Mediated Blocking of ReceptorBased BRET Assays for Quantifying Antibody Mediated Blocking of Receptor--Ligand InteractionsLigand Interactions 抗体医薬を用いた疾患治療は創薬 抗体医薬を用いた疾患治療は創薬におけるトレンドとなっていまにおけるトレンドとなっています。抗体医薬として使用される抗す。抗体医薬として使用される抗体には、特定の受容体とリガンド体には、特定の受容体とリガンドのブロッカーとして働く作用機序のブロッカーとして働く作用機序のものが多くあります。このようのものが多くあります。このような抗体のスクリーニングのため、な抗体のスクリーニングのため、BRETBRET法を用いて生細胞で迅速に定法を用いて生細胞で迅速に定量できるシステムを開発しまし量できるシステムを開発しました。受容体タンパクにた。受容体タンパクにNanoLucNanoLuc発光タンパク、リガンドに蛍光発光タンパク、リガンドに蛍光DyeDyeを付加し、それらの結合をを付加し、それらの結合をBRETBRETにより定により定量化します。リガンドへの蛍光ラベルは通常ランダムに付加する方法が一般的で、これにより受容体結合に対す量化します。リガンドへの蛍光ラベルは通常ランダムに付加する方法が一般的で、これにより受容体結合に対する阻害が生じていました。今回紹介しる阻害が生じていました。今回紹介しているリガンドの選択的な付加方法を用いることにより蛍光付加による結ているリガンドの選択的な付加方法を用いることにより蛍光付加による結合阻害を最小限に抑えることができます。合阻害を最小限に抑えることができます。本ポスターでは上記方法により付加した蛍光リガンドと、膜受容体タンパクEGF, EGF, PDGFB, VEGFPDGFB, VEGF--A165A165の結合に対するの結合に対する、各種、各種抗体医薬抗体医薬の阻害作用を評価しています。本システムにより、抗体医薬の初期スクリーニングおよびその開発への応用が期待されます。 #1243 Screening for glycosyltransferase activity inhibitors with homogeneous #1243 Screening for glycosyltransferase activity inhibitors with homogeneous bioluminescent nucleotide detection bioluminescent nucleotide detection assaysassays 糖転移酵素( 糖転移酵素(GTGT)は様々な生物学的プロセスにおいて中心的な役割を果たす重要な酵素であり、糖尿病・炎症・)は様々な生物学的プロセスにおいて中心的な役割を果たす重要な酵素であり、糖尿病・炎症・感染症などの分野では魅力的な創薬ターゲット感染症などの分野では魅力的な創薬ターゲットです。しかし従来のアッセイ方法はスクリーニです。しかし従来のアッセイ方法はスクリーニングに適しておらず、創薬開発が遅れていましングに適しておらず、創薬開発が遅れていました。このポスターでは、糖転移反応の産物であた。このポスターでは、糖転移反応の産物であるるUDPUDP、、GDPGDP、、UMPUMP、、CMPCMPなどのヌクレオチなどのヌクレオチドをドをATPATPに変換し、発光で検出する新たな糖転に変換し、発光で検出する新たな糖転移酵素アッセイ法を紹介します。簡便、高感度移酵素アッセイ法を紹介します。簡便、高感度なアッセイであり、基礎研究からスクリーニンなアッセイであり、基礎研究からスクリーニングまで幅広い目的に使用できます。グまで幅広い目的に使用できます。 (キーポイント) (キーポイント)  簡便:酵素反応簡便:酵素反応後、検出試薬を後、検出試薬を1:11:1で混合、で混合、 60 60分後に発光測定するだけ分後に発光測定するだけ  高感度:ヌクレオチド数高感度:ヌクレオチド数nMnMから数十μから数十μMMの広いアッセイレンジの広いアッセイレンジ  HTSHTS対応:対応:384384--well platewell plateにも対応にも対応  NonNon--RIRI、、HPLCHPLC不要でルミノメーターだけで測定可能不要でルミノメーターだけで測定可能 2017.02.27 SLAS2017 プロメガポスター概要 5 #1211 Bioluminescent succinate detection enables inhibitor screening of 2 #1211 Bioluminescent succinate detection enables inhibitor screening of 2--oxoglutarate dioxygenase target class oxoglutarate dioxygenase target class of enzymesof enzymes Succinate Succinate--GloGloは、代謝産物としては、代謝産物としてSuccinateSuccinate(コハク酸)を生じる脱メチル化酵素のアッセイシステムです。(コハク酸)を生じる脱メチル化酵素のアッセイシステムです。 このポスターでは、 このポスターでは、JumonjiCJumonjiCヒヒストン脱メチル化酵素での事例にストン脱メチル化酵素での事例に加え、タンパク質・加え、タンパク質・DNADNA・・RNARNAの水酸化酵素/の水酸化酵素/酸化還元酵素酸化還元酵素の測の測定事例を紹介しています。酵素活定事例を紹介しています。酵素活性測定に加えて酵素速度論的解析性測定に加えて酵素速度論的解析や、阻害剤の阻害様式の検討や、阻害剤の阻害様式の検討((Fe(II)Fe(II)またはまたは22--oxoglutarateoxoglutarate競競合的か)にも使用可能です。合的か)にも使用可能です。 (キーポイント) (キーポイント)  ヒストン、ヒストン、DNADNA、、RNARNA、その他タンパク質の脱メチル化酵素アッセイ(産物として、その他タンパク質の脱メチル化酵素アッセイ(産物としてSuccinateSuccinateを生じるもの)を生じるもの)  高感度:高感度:SuccinateSuccinateとしてとして200nM200nM~~1515μμMM、、ngngオーダーの酵素量でアッセイ可能オーダーの酵素量でアッセイ可能  HTSHTS対応:対応:384384--well platewell plateにも対応にも対応  SuccinateSuccinate--GloGlo試薬は化合物による偽陽性・偽陰性が少なく、化合物スクリーニングにも最適試薬は化合物による偽陽性・偽陰性が少なく、化合物スクリーニングにも最適 #1210 Bioluminescent kinase profiling systems for characterizing small molecule #1210 Bioluminescent kinase profiling systems for characterizing small molecule kinase inhibitorskinase inhibitors Kinase Selectivity Profiling Systems Kinase Selectivity Profiling Systemsは、は、ADPADP--GloGlo™™ Kinase AssayKinase Assayテクノロジーをベースにしたテクノロジーをベースにしたeasyeasy--toto--useuseのキのキナーゼ選択性プロファイリングシステムナーゼ選択性プロファイリングシステムです。各システムにはキナーゼ、基質のペアが含まれており、です。各システムにはキナーゼ、基質のペアが含まれており、使いやす使いやすいい88チューブストリップフォーマットチューブストリップフォーマットで提供で提供されるため研究室で簡単にプロファイリングされるため研究室で簡単にプロファイリングを行えますを行えます。。 このポスターでは脂質キナーゼである このポスターでは脂質キナーゼであるPI3KPI3Kファミリーのプロファイリングデータと、ファミリーのプロファイリングデータと、FDAFDA承認薬承認薬1616種を用いたプ種を用いたプロファイリングロファイリング事例を紹介します。事例を紹介します。 (キーポイント) (キーポイント)  KinomeKinomeを網羅:合計を網羅:合計112112種のヒト由来種のヒト由来 キナーゼプロファイリングを キナーゼプロファイリングをInIn--househouseで実施可能で実施可能  高い信頼性:データのブレが少ない小分け使い切りタイプ高い信頼性:データのブレが少ない小分け使い切りタイプ  アッセイ条件最適化済み:全キナーゼでアッセイ条件最適化済み:全キナーゼでS/B>10S/B>10のシグナルが出る条件に最適化のシグナルが出る条件に最適化