1. HOME
  2. 全件表示
  3. Diamond™ Nucleic Acid Dye

Diamond™ Nucleic Acid Dye

Diamond™ Nucleic Acid Dye INSTRUCTIONS FOR USE OF PRODUCTS H1181 Quick PROTOCOL 技術的なお問合せは: e-mail: prometec@jp.promega.com・Tel: 03-3669-7980・Fax: 03-3669-7982 詳細なプロトコールは、英文マニュアル #TM388 をご覧ください。 Revised 2013/07 プロトコール <ご用意いただくもの>  プラスチックの染色用トレイ  希釈バッファー(TE, TAE または TBE バッファー)、pH7.0-8.5 注)水では絶対希釈しないでください。 <1X 染色液の調製> 1. Diamond™ Nucleic Acid Dye を遮光して室温(22-25℃)で完全に溶 かす。Vortex で混合する。 2. Dye を TE, TAE または TBE バッファーで 1:10,000 に希釈する。 注)最適な結果を得るため、Dye の希釈バッファーはゲル作製に用 いたものと同じバッファーをお使いください。 <ゲルの染色> 1. 電気泳動後、ゲルをプラスチックの染色トレイに入れ、ゲルが完全に 浸る量の染色液を注ぐ。 注)ピペットチップ箱のフタ、または同じサイズのプラスチック容器が 使いやすい染色トレイです。ガラス容器は使用しないでください。 2. ゲルを染色液に浸し、遮光して室温(22-25℃)で 15-30 分間オービタ ルシェーカーなどで穏やかに振とうする。染色時間はゲルのサイズ・ 厚さ・アガロースまたはポリアクリルアミド濃度によって調節する。 <ゲルの可視化と撮影> 1. UV トランスイルミネーター、UV 落射イルミネーター、または̃495nm で励起できるゲルイメージャーでゲルを可視化する。 2. ゲルを 558nm が検出できるゲルイメージャーで撮影する。デジタルカ メラを使用する場合は、500nm カットオフフィルターを使用する。 Q&A Q. Diamond Dye をゲルに添加したり、DNA と混ぜて電気泳動するプロトコールはありますか? A. 電気泳動像が乱れるため、ゲルに添加したり、DNA と混ぜて電気泳動することは推奨しません。ただし、用途によっては DNA 濃度を低くすれば使用できます。目安は 10ng/バンドです。 Q. Diamond Dye は水で希釈できますか? A. 必ず pH7.0-8.5 のバッファーで希釈してください。水で希釈すると速やかに退色します。 Q. 染色液は再利用できますか? A. 3 回まで、または遮光して室温で 3 日まで再利用可能です。 Q. EtBr 用のフィルターセットで検出できますか? A. 検出可能です。 Q. SYBR Gold 用のフィルターセットで検出できますか? A. 検出可能です。Diamond Dye の蛍光スペクトルは SYBR Gold とほぼ同じです。 Q. 変異原性はありますか? どのように廃棄したらいいですか? A. 試験機関で実施した変異原性試験(Ames MPF テスト)の結果、変異原性が低いことが確認されました。 各施設・自治体の基準に従って廃棄してください。 色素を溶かし、 軽くボルテックス(遮光) 色素を 1 万倍に希釈 プラスチックトレイに染色液 を入れ、ゲルを完全に浸し て 15-30 分間穏やかに振と う(遮光) ゲルを可視化