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DNA IQTM System – Small Sample Casework Protocol

Revised 5/03 Part #DNA IQJ 技術的なお問合せは: e-mail: prometec@jp.promega.com • Tel: 03-3669-7980 • Fax: 03-3669-7982 簡易プロトコル A. 用意するもの ■ 95 -100% エタノール ■ 95 -100% イソプロパノール ■ 1M DTT ■ 65℃ヒートブロックまたはウォーターバス(もしくはサーマルサイクラー) ■  70℃ヒートブロックまたはウォーターバス(もしくはサーマルサイクラー) → 衣服等のシミ、口内スワブからの抽出の場合 ■ ボルテックスミキサー ■ 1.5mL遠心チューブ(カタログ番号:V1231) ■ DNA IQTM スピンバスケット(カタログ番号:V1221) ■ バリアチップ ■ MagneSphere® Technology Magnetic Separation Stand (カタログ番 号:Z5332等) B. 試薬調製 ■ Lysis Bufferの調製 :100µLのLysis Bufferに対し、1µLの割合で 1M DTTを加える。 ■ Wash Bufferの調製 :2×Wash Bufferに1/2相当量 (DC6700:35mL、 DC6701:15mL) の100%イソプロパノールおよび100%エタノールをそ れぞれ加える。 C. プロトコル(衣服等のシミ、口内スワブからの抽出の場合) 1. サンプルを適当な大きさに切り分け、1.5mLの遠心チューブに移す。 100-250µLのLysis Bufferを加え*1、70℃で30分間インキュベートする。 2. 新しい遠心チューブにスピンバスケットを挿入し、その中にサンプルと Lysis Bufferを移す。室温で2分間遠心する(14,000-16,000 rpm)。 3. 遠心チューブからスピンバスケットを外し、十分に懸濁したResinを、 7µL加える。3秒間ボルテックスし、5分間室温でインキュベートする。 4. 2秒間ボルテックスした後、チューブをマグネットスタンドにセットす る。溶液中の粒子が分離したら(溶液が澄んだ状態になったら)、粒子に 触らないようにピペットで溶液を除く。必要に応じてMineral oilを反応 液の液面上に加える。 5. チューブをマグネットスタンドから外し、100µLのLysis Bufferを加えて 2秒間ボルテックスにかける。 6. チューブをマグネットスタンドにセットする。溶液中の粒子が分離した ら、粒子に触らないようにピペットで溶液を除く。 7. チューブをマグネットスタンドから外し、100µLのWash Bufferを加え て2秒間ボルテックスにかける。 8. チューブをマグネットスタンドにセットする。溶液中の粒子が分離した ら、粒子に触らないようにピペットで溶液を除く。 9. ステップ7、8の操作をさらに2回繰り返す。 10. チューブの蓋を開け、5分間室温で粒子を風乾する。 11. 25 – 100µLのElution Bufferを加え*2、2秒間ボルテックスにかける。65℃ で5分間インキュベートする。 12. チューブをマグネットスタンドにセットする。溶液中の粒子が分離した ら、粒子に触らないようにピペットで溶液を新しいチューブに回収し、 精製産物とする。 *1 :サンプルの種類とLysis Bufferの使用量について。サンプル : Lysis Buffer量で表す。 ・ 血液(液体 40µL程度) : 100µL ・ 綿棒 : 250µL ・ S&S 903 paper (15-50mm2 ) : 150µL ・ FTA® paper (3-30mm2 ) : 150µL *2 : 溶出液量について 使用したサンプルの量によって調節してください。溶出液量を少なくると最終精製産物 のDNA濃度を高めることが出来ます。 DNA IQTM System – Small Sample Casework Protocol INSTRUCTIONS FOR USE OF PRODUCTS DC6700 Quick PROTOCOL サンプル溶解液を Spin Basketに移し、遠心 レジンを加え室温でインキュベート 風乾 Lysis Bufferおよび Wash Bufferで計4回 洗浄 Elution Bufferを加え、 65℃で加熱 レジンをマグネットで固定しつつ DNA溶液を新しいチューブに回収 Lysis Bufferを加え、 70℃で加熱 サンプルを適当な大きさに切り分け、 1.5mLの遠心チューブに移す 衣服等のシミ、口内スワブからの抽出操作の概要 70℃ 65℃ Revised 5/03 Part #DNA IQJ 技術的なお問合せは: e-mail: prometec@jp.promega.com • Tel: 03-3669-7980 • Fax: 03-3669-7982 D. 液体サンプル(血液等)の処理について 1. 7µLのResin懸濁液に対し93µLの割合でLysis Bufferを加える(合計 100µL)。サンプル数に合わせて、この溶液を用意する。 2. 液体サンプル40µL程度を1.5mLの遠心チューブに移しておく。 3. ステップ1の混合溶液を十分に懸濁し、100µLをサンプルに加える。3秒 間ボルテックスにかけ、5分間室温でインキュベートする。 4. 以降は「プロトコル(衣服等のシミ、口内スワブからの抽出の場合)」 のステップ4からの操作に準ずる. Additional protocol information is available in Technical Bulletin #TB296, available upon request from Promega or online at www.promega.com DNA IQTM System – Small Sample Casework Protocol INSTRUCTIONS FOR USE OF PRODUCTS DC6700 Quick PROTOCOL 液体サンプル、Lysis Buffer、 レジンを加え室温でインキュベート 風乾 Lysis Bufferおよび Wash Bufferで計4回 洗浄 Elution Bufferを加え、 65℃で加熱 レジンをマグネットで固定しつつ DNA溶液を新しいチューブに回収 液体サンプルからの抽出操作の概要 65℃