GloMax® 20/20 Luminometer 操作マニュアル(カタログ番号 E5311)日本語(V7.12)
Version 7.12 GloMax® 20/20 Luminometer 操作マニュアル(カタログ番号 E5311) 本プロトコールは、2022年9月以降に購入頂いた機器向けに作成しております。 詳細は、オペレーションマニュアル TM276 (英語版)をご覧ください。 Sept.,2022 Version 7.12 目次 2 GloMax 20/20 Luminometerの外観 3 GloMax 20/20 Luminometer 設置マニュアル 4 GloMax 20/20ルミノメーターの設置 4 プリンターの設置 4 PCへの接続 4 GloMax 20/20 Luminometer 操作マニュアル 5 GloMax 20/20ルミノメーターとプリンターの準備 5 インジェクターを使わないDual-Luciferase Reporter Assay 6 A. パラメーターの設定 6 B. 測定 7 2本のインジェクターを使ったDual-Luciferase® Reporter Assay 9 A. パラメーターの設定 9 B. オートインジェクターの準備 10 C. 測定 11 D. オートインジェクターの洗浄 11 その他 13 ホーム画面の説明 13 Kinetics Mode 15 Lid Start 16 Fluorescent Modules 17 測定結果のPCへの出力 18 パソコンとGlomaxの接続と準備 18 パソコンでの測定結果の表示をさせる方法 19 お問い合わせ先 20 Version 7.12 GloMax 20/20 Luminometerの外観 E5311は、※印の付いたパーツが含まれておりません。 電源スイッチ 電源コネクタ シリアルポート フタ ※アウトプット用チューブ ※試薬チューブホルダー サンプルチューブホルダー チップホルダー※ タッチパネル ※インプット用チューブ チップホルダー ラッチ※ USBポート Version 7.12 4 GloMax 20/20 Luminometer 設置マニュアル GloMax 20/20 ルミノメーターの設置 1. 電源ケーブルのコンセントはユニバーサル対応になっているので、4種類のコンセントタイプから日本対応のコンセントを電源ケーブルに取り付けます。 2. 電源ケーブルをGloMax 20/20ルミノメーターとコンセントに挿し込みます。 3. フタを開け、サンプルチューブホルダーをセットします。 ※サンプルチューブホルダーをセットしない場合、35mmシャーレの測定ができます。 プリンターの設置 (オプション) *2021年3月以降は販売しておりません。 1. プリンターの排紙口に差し込まれている印字されたペーパーを抜き取ります(挿し込まれているだけなので切り取る必要はありません)。 2. 2本からなる電源ケーブルを連結し、プリンターとコンセントに挿し込みます。 3. プリンターの電源(プリンター本体に正対した時に左横にある)を入れます(|印はON、○印はOFF)。 4. プリンターペーパーを開封し、下図のように挿入口にプリンターペーパーの先端を挿し込みます(プリンターペーパーの先端の角を切り落とし、三角にすると挿し込みやすくなります)。少し挿し込むと自動的にローディングされます。 5. プリンター本体の背面のシリアルコネクタ(9ピン)にプリンターケーブル(灰色)を挿し込みます。 6. プリンターケーブルの他方をGloMax 20/20ルミノメーター本体に接続します。 PCへの接続 PCへの接続については、18ページをご覧ください。 Version 7.12 5 GloMax 20/20 Luminometer 操作マニュアル GloMax 20/20ルミノメーターとプリンター(オプション)の準備 1. GloMax 20/20ルミノメーター本体の背面にあるメインスイッチをONにして、ホーム画面を表示します。 このホーム画面には、HOMEキー(画面左下の家のマーク)を押すことで、どの状態からでも戻れます。 ホーム画面 2. 【プリンター】 プリンターの電源をONにします。”ON LINE”のランプが緑に点灯していることを確認します。”OFF LINE”ランプが赤に点灯している場合には、オンラインスイッチで”ON LINE”に切り替えます。 GloMax 20/20ルミノメーターの測定結果をプリンターに出力するためには、”ON LINE”にしてください。 一方、紙送り(ペーパーフィード)する時は、”OFF LINE”にする必要があります。 【PC】 Spreadsheet Interface Software (SIS)を起動し、”Start”を選択して、Excelを起動する。” Sample ID SAMPLE-001 Parameters DEFAULT Protocols Tools MEASURE LUMINESCENCE Inj Func ? 0 0 0 SampleID RLUs1 RLUs2 Ratio Version 7.12 6 インジェクターを使用しないDual-Luciferase Reporter Assay A パラメーターの設定 1. 下段中央の【Protocols】を選択します。 2. 上段左の【Run Promega Protocol】を選択します。 3. “DLR-0-INJ”を選択します。 4. Integration1 (測定時間)の設定画面が表示されます。変更する場合には、【Integration1】を選択し、【↑】【↓】で増減させます。設定範囲は0~10secです。この設定を保存しておきたい場合には、【Save As】を選択します。保存しない場合、【OK】を選択し、ステップ6へ進んでください。 Sample ID SAMPLE-001 Parameters DEFAULT Protocols Tools MEASURE LUMINESCENCE Inj Func ? 0 0 0 SampleID RLUs1 RLUs2 Ratio Protocols Tools Inj Func ? Create New Protocol Default Protocol Run Promega Protocol Run User Protocol Protocols Tools Inj Func ? DEFAULT STEADY-GLO ENLITEN BRIGHT-GLO BETA-GLO CELLTITER LUC-0-INJ DLR-0-INJ Protocols Tools Inj Func ? Integration 1 10 sec Save As Cancel DLR-0-INJ DLR1M OK Protocols Tools Inj Func ? Integration 1 10 sec Save As Cancel DLR-0-INJ DLR1M OK Version 7.12 7 5. 『Save As』の場合、”Enter Protocol Name”にお好みのプロトコール名を入力し、【Save】を選択します。 このプロトコールは、【Protocols】→【Run User Protocol】から呼び出すことができます。【OK】を選択し、測定画面(ホーム画面)に戻ります。 6. ホーム画面で、①サンプルネーム(Sample ID)の変更、②測定パラメーター(Parameter)の確認ができます。13ページにてご紹介します。 測定 1. サンプルとホタルルシフェラーゼ発光試薬”Luciferase Assay Reagent II”を1.5ml遠心チューブ内で混合し、サンプルチューブホルダーにセットします。 ※GloMax 20/20nのフタにロック機構はございませんので、測定中はフタを開けないでください。 2. 【MEASURE LUMINESCENCE】 を選択して、測定を開始します。 画面に触れると測定を中止します。 1 2 4 3 5 6 8 7 9 0 B A C D F E G H J I K L N M O P R Q S T V U W X Z Y . – DEL Save Cancel Enter Protocol Name: ABC Protocols Tools Inj Func ? Integration 1 10 sec Save As Cancel ABC DLR1M OK Sample ID SAMPLE-001 Parameters ABC Protocols Tools MEASURE LUMINESCENCE Inj Func ? 0 0 0 SampleID RLUs1 RLUs2 Ratio Sample ID SAMPLE-001 Parameters ABC Protocols Tools MEASURE LUMINESCENCE Inj Func ? 0 0 0 SampleID RLUs1 RLUs2 Ratio Sample ID SAMPLE-001 Parameters ABC MEASURE LUMINESCENCE 0 0 0 SampleID RLUs1 RLUs2 Ratio TOUCH SCREEN TO ABORT MEASUREMENT IN PROGRESS, DO NOT OPEN LID Version 7.12 8 3. 下図の画面で一旦停止しますので、手でフタを開け、1.5ml遠心チューブを取り出します。ウミシイタケルシフェラーゼ発光試薬”Stop & Glo Reagent”を加え、【OK】を選択して測定を開始します。 画面に触れると測定を中止します。 4. 結果が表示されます。 画面上には最大20個のサンプルの結果が表示されます。21個目のサンプルを測定したときは、1 個目のサンプルの結果が消去されます。 The 20/20n has finished measuring the firefly luciferase signal (RLU 1), please add the Renilla substrate and touch OK to start measuring Renilla luciferase signal (RLU 2). Cancel OK Sample ID SAMPLE-001 Parameters ABC MEASURE LUMINESCENCE 0 0 0 SampleID RLUs1 RLUs2 Ratio MEASUREMENT IN PROGRESS, DO NOT OPEN LID TOUCH SCREEN TO ABORT Sample ID SAMPLE-002 Parameters ABC Protocols Tools MEASURE LUMINESCENCE Inj Func ? 240 144 1.6690 SampleID RLUs1 RLUs2 Ratio Sample-001 240 144 1.6690 Version 7.12 9 2本のインジェクターを使用したDual-Luciferase® Reporter Assay *2019年12月以降に販売された装置には、インジェクターは装備されておりません。 A. パラメーターの設定 1. 下段中央の【Protocols】を選択します。 2. 上段左の【Run Promega Protocol】を選択します。 3. 『DLR-2-INJ』を選択します。 4. Injector Volume /Delay After Injector / Integrationの設定画面が現れます。変更する場合には、6ページのステップ4と同じく各項目を選択し、【↑】【↓】で増減させます。設定範囲は、Injector Volumeは0~300μl、Delay After Injectorは0~1,000sec、Integrationでは0~10sec、、になります。 Sample ID SAMPLE-001 Parameters DEFAULT Protocols Tools MEASURE LUMINESCENCE Inj Func ? 0 0 0 SampleID RLUs1 RLUs2 Ratio Protocols Tools Inj Func ? Create New Protocol Default Protocol Run Promega Protocol Run User Protocol Protocols Tools Inj Func ? DEFAULT STEADY-GLO ENLITEN BRIGHT-GLO BETA-GLO CELLTITER LUC-0-INJ DLR-0-INJ DLR-0-INJ DLR-1-INJ DLR-2-INJ Protocols Tools Inj Func ? Integration 1 10 sec Save As Cancel DLR-2-INJ DLR2A OK Integration 1 10 sec Delay After Injector 1 2 sec Delay After Injector 2 2 sec Injector 1 Volume 100 ul Injector 1 Volume 100 ul Protocols Tools Inj Func ? Integration 1 10 sec Save As Cancel DLR-2-INJ DLR2A OK Integration 1 10 sec Delay After Injector 1 2 sec Delay After Injector 2 2 sec Injector 1 Volume 100 ul Injector 1 Volume 100 ul Version 7.12 10 5. 『Save As』の場合、”Enter Protocol Name”にお好みのプロトコール名を入力し、【Save】を選択します。このプロトコールは、【Protocols】→【Run User Protocol】から呼び出すことができます。【OK】を選択し、測定画面(ホーム画面)に戻ります。 7. ホーム画面で、①サンプルネーム(Sample ID)の変更、②測定パラメーター(Parameter)の確認ができます。13ページにてご紹介します。 B. オートインジェクターの準備 1) 試薬チューブホルダーに調製した試薬が入ったボトルをセットします。ポンプ①がLuciferase Assay Reagent II、ポンプ②がStop & Glo Reagentになります。 2) 各ボトルにインプット用チューブを差し込みます。チューブフックを利用するとチューブが固定しやすくなります。 3) サンプルホルダーを除き、代わりに廃液ボトルを置きます。各インジェクターにおいて1mlの試薬を利用しますので、1.5mlチューブでは溢れてしまいますので、必ず廃液ボトルを利用してください。 4) ふたを閉めます。 5) 下段の『Inj Func』を選択します。 1 2 4 3 5 6 8 7 9 0 B A C D F E G H J I K L N M O P R Q S T V U W X Z Y . – DEL Save Cancel Enter Protocol Name: ABC Protocols Tools Inj Func ? Integration 1 10 sec Save As Cancel ABC DLR1M OK Sample ID SAMPLE-001 Parameters ABC Protocols Tools MEASURE LUMINESCENCE Inj Func ? 0 0 0 SampleID RLUs1 RLUs2 Ratio Sample ID SAMPLE-001 Parameters DEFAULT Protocols Tools MEASURE LUMINESCENCE Inj Func ? 0 0 0 SampleID RLUs1 RLUs2 Ratio Version 7.12 11 6) 『Prime Both Injectors』を選択します。 7) 再度、廃液ボトルがセットされていることを確認して、『OK』を選択します。Primeで排出された試薬を再度利用するときには、1.5mlチューブを廃液ボトルとして使用し、片側ずつPrimeします。 8) ホームキーを押して、ホーム画面に戻ります。 C. 測定 1) 細胞ライセートが入った1.5mlチューブをセットします。 2) 【MEASURE LUMINESCENCE】 を選択して、測定を開始します。 ※GloMax 20/20ルミノメーターのフタにロック機構はございません。測定中はフタを開けないでください。 画面上には最大20個のサンプルの結果が表示されます。21個目のサンプルを測定したときは、1個目のサンプルの結果が消去されます。 Protocols Tools Inj Func ? Prime Injector 2 Flush Injector 2 Prime Injector 1 Flush Injector 1 Prime Both Injectors Flush Both Injectors Please position an empty container under tip(s). Cancel OK Priming Injectors 1,2. Please wait for completion. Protocols Tools Inj Func ? Prime Injector 2 Flush Injector 2 Prime Injector 1 Flush Injector 1 Prime Both Injectors Flush Both Injectors Sample ID SAMPLE-001 Parameters DEFAULT Protocols Tools MEASURE LUMINESCENCE Inj Func ? 0 0 0 SampleID RLUs1 RLUs2 Ratio Sample ID SAMPLE-001 Parameters ABC Protocols Tools MEASURE LUMINESCENCE Inj Func ? 0 0 0 SampleID RLUs1 RLUs2 Ratio Sample ID SAMPLE-001 Parameters ABC MEASURE LUMINESCENCE 0 0 0 SampleID RLUs1 RLUs2 Ratio TOUCH SCREEN TO ABORT MEASUREMENT IN PROGRESS, DO NOT OPEN LID Version 7.12 12 D. オートインジェクターの洗浄 D.W. → 70%エタノール → D.W.の順で洗浄します。 1) 適当な容器にD.Wを準備して、試薬チューブホルダーに立てます。インプット用チューブを差し込みます。 2) 中央の検出器 の上に廃液ボトルを置きます。各インジェクターにおいて3mlのD.Wを利用しますので、1.5mlチューブでは溢れてしまいます。必ず廃液ボトルを利用してください。 3) 下段の『Inj Func』を選択します。 4) 『Flush Both Injectors』を選択します。 5) 再度、廃液ボトルを確認して『OK』を選択します。 6) 適当な容器に70%エタノールを準備して、D.Wの代わりに試薬チューブホルダーに立てます。インプット用チューブを差し込みます。 7) 『Flush Both Injectors』を選択します。汚れがひどい場合には、Flushの後、このまま30分程度放置してください。 8) 適当な容器にD.W.を準備して、70%エタノールの代わりに試薬チューブホルダーに立てます。インプット用チューブを差し込みます。 9) 『Flush Both Injectors』を選択します。廃液ボトルから廃液を捨ててください。 10) インプット用チューブをD.W.のボトルから抜いて、『Flush Both Injectors』を選択します。 Sample ID SAMPLE-001 Parameters DEFAULT Protocols Tools MEASURE LUMINESCENCE Inj Func ? 0 0 0 SampleID RLUs1 RLUs2 Ratio Protocols Tools Inj Func ? Prime Injector 2 Flush Injector 2 Prime Injector 1 Flush Injector 1 Prime Both Injectors Flush Both Injectors 3ml of wash solution from each injector will be flushed out, please position a waste container under tip(s). Cancel OK Version 7.12 13 11) ホームキーを押して、ホーム画面に戻ります。 その他 ホーム画面の説明 ① Sample ID : サンプル名の変更ができます。 基本設定では、表示のサンプル名はSAMPLE-001、SAMPLE-002、SAMPLE-003・・・と順にカウントアップします。【Sample ID】を選択することにより、次に測定するサンプル名を変更することができます(10文字まで)。しかし、名前を変更したサンプルの次のサンプルではカウントアップに戻ります。 ② Parameter : 測定条件の確認および変更ができます。 変更後の測定条件は【Save As】により保存し、【Run User Protocol】で呼び出せます。 ③ MEASURE LUMINESCENCE : 測定を開始します。 ④ HOME : ホーム画面(電源オンにした時の画面)に戻ります。 ⑤ ? : このルミノメーターの使用方法についての注意事項などを確認できます。 ⑥ Tools : GloMax 20/20ルミノメーターの調整および設定をします。 【Settings】: 【Contrast】 こちらのボタンは使用しません。 【Reset】 本体を再起動します。 【Lid Start is OFF】 “ON”にすると、フタを閉めると同時に測定を開始します。 詳細は16ページを参照ください。 Sample ID SAMPLE-001 Parameters DEFAULT Protocols Tools MEASURE LUMINESCENCE Inj Func ? 0 0 0 SampleID RLUs1 RLUs2 Ratio ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ Protocols Tools Inj Func ? Diagnostics Settings Protocols Tools Inj Func ? Lid Start is OFF Contrast Reset 次ページへ Version 7.12 14 【Diagnostics】 : 【Touch Screen Calibration】 タッチパネルの認知部位の補正をします。 【Device Configuration】 ファームウエアのバージョンを確認できます。 ⑦ Protocols : プロトコールの呼び出し、作成などに使います。 【Run Promega Protocol】 : Promega製品に最適のプロトコールがプレインストールされています。 【Default Protocol】 : delay time 2秒、integration time 1秒のプロトコールを呼び出します。 【Run User Protocol】 : 下図のように、いつもご利用になるプロトコールを呼び出すことができます。 Protocols Tools Inj Func ? Device Configuration Touch Screen Calibration Protocols Tools Inj Func ? Create New Protocol Default Protocol Run Promega Protocol Run User Protocol Protocols Tools Inj Func ? Promega 06-Feb-07 Suzuki Show Parameters Delete Parameters Protocols Tools Inj Func ? Promega 06-Jul-07 Suzuki Show Parameters Delete Parameters Protocols Tools Inj Func ? Integration 1 10 sec Save As Cancel OK Total number of measurements 10 Frequency 1/1 sec Kinetics OFF 06-Jul-07 Standard Sample ID SAMPLE-001 Parameters 06-Jul-07 Protocols Tools MEASURE LUMINESCENCE Inj Func ? 0 0 0 SampleID RLUs1 RLUs2 Ratio Version 7.12 15 【Create New Protocol】 : お好みのプロトコールをデザインすることができます。 1) 使用するインジェクターを選択すると、選択に応じて、パラメーターの設定画面に移行します。 2) パラメーターを設定し、『OK』で測定画面に進むか、『Save As』でこのプロトコールを保存する。 Kinetics Modeについては、引き続き、説明をご覧ください。 Kinetics Mode Kinetics Modeは、経時的な発光量の変化を測定するために利用します。 このルミノメーターでは、下記以外のすべてのプロトコールでKinetics Modeを選択することができます。 ・ 【Run Promega Protocol】内の”DLR-0-INJ”、 ”DLR-1-INJ”、 ”DLR-2-INJ” ・ 【Create New Protocol】内の”Both Inj.”で作成したプロトコール Kineticsを”ON”にすることにより、”Frequency”と”Total number of measurement”を設定することができます。 Protocols Tools Inj Func ? Non Please select the number of injectors for this protocol. Inj.1 Inj.2 Both Inj. Protocols Tools Inj Func ? Integration 1 1 sec Save As Cancel OK Total number of measurements 10 Frequency 1/1 sec Kinetics OFF New_PROTStandard Protocols Tools Inj Func ? Integration 1 1 sec Save As Cancel NEW_PROT Standard OK Total number of measurement 10 Delay After Injector 1 2 sec Frequency 1/1 sec Injector 1 Volume 100 ul Kinetics OFF Protocols Tools Inj Func ? Integration 1 1 sec Save As Cancel NEW_PROT Standard OK Integration 2 1 sec Delay After Injector 1 2 sec Delay After Injector 2 2 sec Injector 1 Volume 100 ul Injector 1 Volume 100 ul Protocols Tools Inj Func ? Integration 1 10 sec Save As Cancel 06-Jul-07 Standard OK Frequency 1/1 sec Kinetics OFF Total number of measurements OFF Protocols Tools Inj Func ? Integration 1 10 sec Save As Cancel OK Total number of measurements 10 Frequency 1/1 sec Kinetics ON 06-Jul-07 Standard インジェクター搭載機の場合 Version 7.12 16 【Frequency】 10/1 sec, 5/1 sec, 1/1 sec, 1/10sec, 1/60 secの5種類から選択します。 X/Y secと表示され、Y秒あたりにX回の測定をすることを表しています。 【Total number of measurement】 何回の測定をするのかを設定します (2~1000) 例① : Frequency 10/1 sec, Total number of measurement 1,000の場合 1秒間あたり10回のペースで、合計1,000回の設定のため、0.1秒間隔で100秒間(1分40秒)の測定を行ないます。 例② : Frequency 1/60 sec, Total number of measurement 10の場合 60秒あたりに1回のペースで、合計10回の設定のため、1分間隔で10分間の測定を行ないます。 注意 : Kinetics Modeの測定結果は、本体のタッチパネルに表示されません。プリンターまたはSpread Interface Softwareにより接続したPCにのみ表示されます。 Lid Start タッチパネル上の”MEASUREMENT LUMINESCENCE”を押さなくても、フタの開閉のみで自動的に測定を開始する設定になります。 【注意】 タッチパネルに10分間触らないと、GloMax 20/20はスリープモードになり、表示が消えます。 Lid Startでは、タッチパネル操作が不要なため、スリープモードにならないようにご注意ください。 Protocols Tools Inj Func ? Lid Start is OFF Contrast Reset Protocols Tools Inj Func ? Lid Start is ON Contrast Reset Sample ID SAMPLE-001 Parameters DEFAULT Protocols Tools MEASURE LUMINESCENCE Inj Func ? SampleID RLUs1 RLUs2 Ratio Sample ID SAMPLE-001 Parameters DEFAULT Protocols Tools MEASURE LUMINESCENCE Lid Start ON Inj Func ? SampleID RLUs1 RLUs2 Ratio Version 7.12 17 Fluorescent Modules GloMax 20/20 ルミノメーターでは、Fluorescent Moduleの装着により蛍光光度計としてご利用いただくことができます。詳細についてはプロメガ株式会社 テクニカルサービス部までお問い合わせください。 Fluorescent Module – Blue: 励起波長465~485 nm, 蛍光波長515~575 nm Fluorescent Module – UV : 励起波長365~395 nm, 蛍光波長 440~470 nm Version 7.12 18 測定結果のPCへの出力 必要なデバイス PC : Windows XP、Windows7(32bit)、 USBポートが搭載していること。 Microsoft Office Excel 2003、2007、2010(測定結果の表示にExcelが必須になります) パソコンとGlomaxの接続と準備 1. パソコンのUSBポートにGloMaxの付属品のUSBケーブルを接続します。 2. コントロールパネルを開きます。 3. デバイスマネージャを開きます。 4. デバイスツリーでポート(COMとLPT)をクリックしてください。USB SerialPort(COM**)と出ている部分の(COM**)をメモ等にお控えください。 注1:このCOM**はパソコンのUSBポート毎に**の部分の数字が変わってしまいますので、なるべくGloMax用で使用するUSBポートの位置は固定にしておいてください(テプラなどでGloMax用とわかるようにしておくと便利です) 注2:もし、ポート(COMとLPT)の表示がなく、ほかのデバイス等でびっくりマークが出でいる様でしたら、プロメガにご連絡ください。 5. GloMaxのソフトウェアを下記よりダウンロードしてください。 Spreadsheet Interface Software(GLOMAX SIS)というソフトウェアです。 https://www.promega.jp/resources/software-firmware/glomax-systems/glomax-20-20-luminometer/ Version 7.12 19 6. ダウンロードが完了しましたら、パソコンにインストールしてください。特に細かな設定は必要ありませんので、画面にポップアップする項目をOKやインストールで進めてください。 7. Glomaxの背面にUSBケーブルを接続し、電源を入れます。 パソコンでの測定結果の表示をさせる方法 1. Spreadsheet Interface Software(GLOMAX SIS)を起動します。 2. “Select COM Port”をクリックして、デバイスマネージャにて確認したPort番号(COM**)を選択して、OKをクリックします。 3. Startをクリックします。StatusのところのCOMとMS EXCELの□に緑色のランプがつきます。そして、自動でExcelが起動します。 4. GloMax 20/20ルミノメーター本体で測定すると、Excelに結果が表示されます。 Version 7.12 20 ご不明な点は、下記までお問い合わせください。 プロメガ株式会社 TEL :03-3669-7980 E-Mail : prometec@jp.promega.com