GloMax® 96 Microplate Luminometer メインテナンスガイド
GloMax® 96 Microplate Luminometer 常に安定した測定結果を得られるようにするためにも定期的に洗浄することをお勧めしております。 <用意するもの> 70%エタノール 蒸留水 キムワイプ ビニール手袋 1. オプティカルマスクのクリーニング 1) GloMax® 96 本体の電源を OFF にする。 2) GloMax ® 96 本体のフタを開ける。 3) サンプルトレイが、手前にある場合は、手動でゆっくりと GloMax ® 96 内部へ押し込む(図 1)。オプ ティカルヘッドを手動でゆっくりと中央に移動させる(図 2)。 図 1 図 2 4) オプティカルヘッド前面に接続されているチップホルダーのインジェクターを取り外し(図 3)、さらに、 チップホルダーを取り外す(図 4)。 図 3 図 4 5) オプティカルヘッドの下面にあるオプティカルマスクを引き出して(図 5)、取り外す。 図 5 6) 取り外したオプティカルマスクを、70%エタノールとキムワイプを使ってクリーニングする。 7) オプティカルマスクを元の位置に取り付ける。※完全にエタノールが乾いたことを確認してくださ い。 8) 続いて、チップホルダーを図 4 の逆の手順で取り付け、インジェクターを接続する。 9) オプティカルヘッドを機器に向かって右端の位置に移動させる。 10) GloMax ® 96 本体のフタを閉める。 11) GloMax ® 96 の電源 ON にして、PC の GloMax® 96 のソフトウエアを起動する。 12) “Cancel”を押す(図 6)。 図 6 13) 図 7 のように“Eject Tray”を押す(モーター音がして、サンプルトレイが手前に移動する)。 図 7 2. サンプルトレイカバーのクリーニング 1) GloMax® 96 本体の電源を OFF にする。 2) GloMax ® 96 本体のフタを開ける。 3) サンプルトレイを手動でゆっくりと手前に引き出す(図 8)。 4) サンプルトレイカバーの汚れ(特に試薬がこぼれた跡)を 70%エタノールとキムワイプを使って、十 分にクリーニングする。 図 8 3. サンプルトレイガイドレールのクリーニング 1) GloMax® 96 本体の電源を OFF にする。 2) GloMax ® 96 本体のフタを開ける。 3) サンプルトレイが、手前にある場合は、手動でゆっくりと GloMax ® 96 内部へ押し込む(図 9)。 図 9 1) 図 10 のように、サンプルトレイガイドレールを 70%エタノールとキムワイプを使って、十分にクリ ーニングする。 図 10 2) GloMax ® 96 本体のフタを閉める。 3) GloMax ® 96 の電源 ON にして、PC の GloMax® 96 のソフトウエアを起動する。 4) “Cancel”を押す(図 6)。 図 6 5) 図 7 のように“Eject Tray”を押す(モーター音がして、サンプルトレイが手前に移動する)。 図 7 4. インジェクターチップの交換方法 ※ インジェクターの分注量がおかしい、インジェクター使用時の測定値がバラつく等の時に 実施してください 1) 装置を電源 OFF の状態にする。 2) オプティカルヘッド前面に接続されているチップホルダーからインジェクターを取り外す (図 8) 図 8 3) 取り外した Injector Tip Assembly を図 9 の様に分解し、Tip を交換する。 図 9 4) 再度二つの Fitting で Tip を挟み込むように Injector Tip Assembly を組み立てる 5) 図 8 の様にチップホルダーに Injector Tip Assembly を戻して完了となります。