Maxwell® RSC Stabilized Saliva DNA Kit

pg. 1 技術的なお問合せは： e-mail: prometec@jp.promega.com・Tel: 03-3669-7980・Fax: 03-3669-7982 Maxwell® RSC Stabilized Saliva DNA Kit (カタログ番号 AS1630) 簡易マニュアル ご用意いただくもの • ボルテックスミキサー • ピペッター (P-200、P-1000)とそれらのチップ • 唾液採取キット （Genotek Oragene・DISCOVER DNA Collection Kit IsoHelix GeneFiX Saliva DNA Collection Deviceなど） •オプション : RNase A Solution Cat.# A7973 1.5ml遠心チューブ Proteinase K (PK) Solution Cat.# MC5005 ヒートブロック (56℃にセット) 唾液サンプルの採取 唾液サンプルは、唾液採取キットのプロトコールに従って採取する。 採取後、2日以上保存し、安定化させた唾液サンプルをご用意してください。 1. 安定化した唾液サンプルは、10 秒間のボルテックスにより十分に撹拌する。 2. 『カートリッジの準備』を行う。 オプション：唾液サンプルの採取 唾液サンプルは、唾液採取キットのプロトコールに従って採取する。 採取後、2日以内のサンプルは、下記前処理を行ってください。 1. 唾液サンプルは、10 秒間のボルテックスにより十分に撹拌する。 2. 1mlまでの唾液サンプルを1.5ml遠心チューブに移す。 3. 30μlのProteinase K Solutionを加え、十分に攪拌する。 ＊Oragene・DISCOVER DNA Collection Kitで保存した唾液サンプルでは、 Proteinase Kを加えずに、ステップ#4へ進む。 4. 56℃、1時間 処理する。 5. 『カートリッジの準備』を行う。 pg. 2 技術的なお問合せは： e-mail: prometec@jp.promega.com・Tel: 03-3669-7980・Fax: 03-3669-7982 カートリッジの準備 1. 検体数分のカートリッジをMaxwell® RSC/CSC Deck Trayに立て、順にアルミシールを剥がす。 カートリッジの両端がカチッというまで、しっかりとセットする 注意：サンプル数が16より少ない場合には、Maxwell® RSC/CSC Deck Trayの中央部分をお使いく ださい。 2. 同数のElution Tubeをセットし、150μlのElution Bufferを加える。 より高濃度のゲノムDNA溶液を得たい場合は、Elution Buffer を50μlまで減らすことができます。 Elution Tubeのフタは絶対に閉めないでください。 3. カートリッジのウエル8に、プランジャーを置く。 4. 1mlまでの安定化唾液サンプルをウェル1に加える。 ウェル1は最も大きなウエルです。カートリッジラベルに一番近く、Elution tubeからは最も遠い位 置にあります。 5. (オプション) ウエル 3 に、5μl の RNase A Solution, 4mg/ml (Cat.# A7973)を加える。 ＊溶出した DNA サンプルに RNA が多く混入する場合 6. Maxwell RSC Instrumentを起動し、Startから『Stabilized Saliva DNA／AS1630』を選択 する。 7. Maxwell® RSC/CSC Deck Trayを、Maxwell® RSC本体にセットし、精製操作をスタートす る。 精製終了後の操作 1. Maxwell RSC® Instrumentのドアを開け、Elution Tubeのフタを閉める。 2. Maxwell® RSC/CSC Deck Trayを取り出し、Elution Tubeを適切に保管する。 3. Maxwell RSC® Instrumentのドアを閉める。カートリッジとプランジャーを廃棄する。