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Maxwell® RSC Tissue DNA Kit

pg. 1 技術的なお問合せは: e-mail: prometec@jp.promega.com・Tel: 03-3669-7980・Fax: 03-3669-7982 Version 1.0 (June 17 th, 2020) Maxwell® RSC Tissue DNA Kit (カタログ番号 AS1610) 簡易マニュアル ご用意いただくもの • ピペットマン (P-200、P-1000)とそれらのチップ • ティッシュグラインダー 前処理の手順 1. 最大50mgまでの組織を準備する。 2. 80µlのTE bufferを加える。 3. ティッシューグラインダーを用いて、組織サンプルを完全にすりつぶす。 カートリッジの準備 1. 検体数分のカートリッジをMaxwell® RSC/CSC Deck Trayに立て、順にアルミシールを剥がす。 カートリッジの両端がカチッというまで、しっかりとセットする 注意:サンプル数が16より少ない場合には、Maxwell® RSC/CSC Deck Trayの中央部分をお使いく ださい。 2. 同数のElution Tubeをセットし、100μlのElution Bufferを加える。 Elution Bufferは60~150μlを加えることができます。ただ し、60μの場合、磁性ビーズの持ち込みの割合が高くなりま す。Elution Bufferのボリュームを増やすことによりキャリー オーバーを減少させることができます。 Elution Tubeのフタは絶対に閉めないでください。 3. カートリッジのウエル8に、プランジャーを置く。 pg. 2 技術的なお問合せは: e-mail: prometec@jp.promega.com・Tel: 03-3669-7980・Fax: 03-3669-7982 Version 1.0 (June 17 th, 2020) 4. 調製したサンプルを、カートリッジのウエル1に添加する。その後、10回以上のピペッティングに より、完全にウエル1での撹拌を行う。 ウェル1は最も大きなウエルです。カートリッジラベルに一番近く、Elution tubeからは最も遠い位 置にあります。 5. Maxwell RSC Instrumentを起動し、STARTから『Tissue DNA / AS1610』を選択する。 6. Maxwell® RSC/CSC Deck Trayを、Maxwell® RSC本体にセットし、精製操作をスタートす る。 精製終了後の操作 1. Maxwell RSC® Instrumentのドアを開け、Elution Tubeのフタを閉める。 2. Maxwell® RSC/CSC Deck Trayを取り出し、Elution Tubeを適切に保管する。 3. Maxwell RSC® Instrumentのドアを閉める。カートリッジとプランジャーを廃棄する。 備考: ● 精製工程が終了後、Elution Bufferの量は約10~20μl程度減少します。 ● Elution Tube内に、磁性体ビーズはいくぶん残存します。Elution Bufferの量を増やすこと により、残存量を軽減できる可能性があります。