ReliaPrep™ Viral Total Nucleic Acid Purification Kit, Custom
Promega Corporation tel: 03-3669-7981 • www.promega.com Promega products are warranted to meet or exceed the stated specifications. Promega’s sole obligation and the customer’s sole remedy is limited to replacement of products free of charge in the event products fail to perform as warranted. ReliaPrep™ Viral Total Nucleic Acid Purification Kit, Custom 【カタログ番号:AX4820】 1. 製品説明 本キットは、血液、血漿、細胞培養液などの無細胞体液 最大 300μl からウィルス核酸を精製できま す。喀痰などの粘性を高いサンプルは、別途粘性を低下させる処理を行ってください。 2. プロトコル ユーザーが用意するもの • 全血の再懸濁用のロティサリーミキサー(サンプルタイプに応じたオプション) • ボルテックスミキサー • 1.5ml マイクロ遠心チューブ • 56℃に設定されたヒートブロック • 14,000×g に対応したマイクロ遠心分離機 *すべての遠心は、14,000×g、室温(15~25℃)で実施してください。 サンプルの準備 1. 凍結したサンプルは、室温で溶解し、十分に撹拌し均一な状態にしてください。 *凝集したタンパク質が存在する場合は、遠心し上清をサンプルとしてください。 2. サンプル(無細胞体液)最大 300μl を 1.5ml 遠心チューブへ移す。 3. サンプル液量 100~200μl の場合 Lysis buffer 200μl と Proteinase K 20μl を加え 10 秒間以上撹拌する。 サンプル液量 ~300μl の場合 Lysis buffer 300μl と Proteinase K 30μl を加え 10 秒間以上撹拌する。 注:抽出コントロール核酸を使用する場合、ステップ 3 の後にライセートに追加することができます。このキ ットにはコントロールは含まれていません。 4. 56℃で 10 分間インキュベートします。 調製したライセートは、Maxwell® RSC Viral Total Nucleic Acid Purification Kit (カタログ番号 AS1330) を用いた自動核酸精製にも使用できます。 取扱説明書 shosho 書 Promega Corporation tel: 03-3669-7981 • www.promega.com Promega products are warranted to meet or exceed the stated specifications. Promega’s sole obligation and the customer’s sole remedy is limited to replacement of products free of charge in the event products fail to perform as warranted. 核酸精製 5. (4)の間に ReliaPrep™Binding Column を空の Collection Tube にセットします。 7. ヒートブロックからチューブを取り外します。Binding Buffer(BBA)250μl を加え、チューブに蓋を し、ボルテックスミキサーで 10 秒間ボルテックスして混合します。 8. チューブの内容物を Binding Column に加え、蓋をして微量遠心機に入れます。300μl から抽出す るときは、カラムのオーバフローを避けるために、440μl を 2 回に分けて行ってください。 9. 1 分間遠心します。Binding Column 内のライセートがメンブレンを完全に通過したことを確認しま す。ライセートがメンブレン上に残っている場合は、カラムをさらに 1 分間遠心します。 10. フロースルーを含む Collection Tube を取り外し、液体を有害廃棄物として廃棄します。 11. Binding Column を新しい収集チューブにセットします。 500μl の Column Wash Solution (CWD)をカラムに加え、3 分間遠心します。フロースルーを廃棄します。 12. 手順 11 を 2 回繰り返し、合計 3 回洗浄します。 13. Binding Column をきれいな 1.5ml マイクロ遠心チューブに入れます。 14. 50–200μl の Nuclease-Free Water をカラムに加え、1 分静置したのち、1 分間遠心します。 15. Binding Column を捨て、溶出液を保存します。Binding Column や Collection Tube の 再利用は避けてください。 4. 溶出した核酸の保存 サンプルをすぐに処理しない場合は、溶出した DNA を氷上または 4℃で最大 24 時間保存できます。長 期間保管する場合は、–20℃または– 70℃で凍結します。ウイルス RNA は安定性が低いため、できる 限り抽出直後にダウンストリームアッセイを行ってください。すぐに使用しない場合は、溶出したウイルス RNA を–70℃に保存します。特殊なサンプルの保管と取り扱いについては、ダウンストリームアプリケーションの手 順を参照してください 推奨事項:この製品は研究専用であり、診断目的ではありません。