Flexi® Vector System

Flexi® Vector Systemは基本的にSgf IおよびPme Iを利用したdirectional cloning systemのようですが、Sgf IおよびEcoICRIサイトを利用するC-terminal Flexi® VectorでEntry cloneを作製してもいいですか?

C末端タグコンストラクトのみ必要で、将来的にもN末端タグ、あるいはタグなしのFlexi® Vectorにクローニングすることはないということでしたら、C-terminal Flexi® VectorでEntry cloneを作製してもいいかもしれません。ただし、Pme IおよびEcoICRIサイトを用いたC-terminal Flexi® Vectorは、Pme Iサイトのようにstop codonを導入しない目的でEcoICRIサイトを採用しています。そのため、Pme I-EcoICRI断片をN末端タグ、あるいはタグなしのFlexi® Vectorにクローニングするとstop codonが導入されませんので、本来のORFで翻訳をstopすることができません。従いましてプロメガでは、マニュアル、およびFlexi® Vector Primer Design Toolでは、「Entry」の方法としてSgf I-Pme Iを利用したFlexi® Vectorへのクローニング方法のみご紹介しております。「こちら」に簡単な説明図がございますのでご参照ください。

よく見られている質問

インターネットでのお問い合わせ

下記フォームよりお問い合わせください。

お問い合わせはこちらから

お電話でのお問い合わせ

製品詳細・学術的なお問い合わせ専用ダイヤル(受付時間:平日9:00~17:00)

TEL 03-3669-7980