SV Total RNA Isolation System

少量サンプルからRNAを精製するため、溶出液を少なくできますか?

標準のプロトコールでは、50µlのNuclease-Free Waterで溶出しますが、25µlでも溶出可能です。ただし、表のように収率が低下します。収量を維持するためには、溶出したサンプルを真空乾燥して、再度少ない溶液で溶解する方法もあります。

Elution
Volume
Total RNA YieldA260/A230A260/A230
25µl101.4µg2.252.01
50µl136.9µg2.331.95
100µl137.9µg2.391.85

また、少量サンプルからのRNA抽出にはReliaPrep RNA(カタログ番号Z6010, Z6110など)も有効です。ReliaPrep RNA は、100個程度の少ない細胞、あるいは0.25~20 mg程度の少量の組織からでも効率的にRNAを精製できます。さらに、最少溶出量は7 µlのため、少量サンプルから高い濃度のRNA溶液を回収できます。

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