プラスミド精製 基本情報
- ロー(低)コピー・プラスミドとハイ(高)コピー・プラスミドの違いは何ですか。
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プラスミドのコピー数は、プラスミドDNAの収量に関わる重要な要因の一つです。コピー数は、プラスミド中の複製起点とその周辺のDNAの領域によって決まります。この領域(レプリコンとして知られている)は、細菌の酵素複合体によるプラスミドの複製を制御しています。pBR322由来のプラスミドは、pMB1からのColE1複製起点を含みます。この複製起点は、厳格に制御されており、細菌(ローコピー)あたり約25コピーのプラスミドを複製します。pUC由来のプラスミドには、変異導入されたColE1複製起点が含まれ、複製制御が緩くなり細胞あたり200~700のプラスミド(ハイコピー)を複製します。(PN68-FAQ)
参考文献:
Lewin, B. (1990) In: Genes IV, Oxford University Press, New York, 338.
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