CellTiter96®(発色検出)シリーズ 基本情報
- CellTiter 96®、CellTiter 96® AQueous、および CellTiter 96® AQueous One Solution細胞増殖試験キットで変換されるホルマザン産物の吸光度を測定するために使う波長は?リファレンス波長を使うべきですか?
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CellTiter 96®細胞増殖試験においてMTTが還元されたホルマザン産物は、570nmで吸光度ピークを示します。しかし、550~600nmの間のどの波長でもデータを記録することができます。
CellTiter 96® AQueousおよびCellTiter 96® AQueous One Solution細胞増殖試験においてMTSが還元されたホルマザン産物は490nmで吸光度ピークを示します。しかし、450~540nmの間のどの波長でもデータを記録することができます。リファレンス波長の使用は、細胞残さ、指紋やその他の非特異的な吸光に起因するバックグラウンドを減少させます。リファレンス波長には630~750nmの間が使われます。しかし、より優れた感度を得るには650nm以上のリファレンス波長を使います。お手持ちのプレートリーダーが2波長を設定できない場合、リファレンス波長を使用しなくても同種のサンプル間におけるデータの正確さには最少の影響しか与えません。(FAQ-Tech)
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