Single Step (KRX) Competent Cells
- KRXでタンパク質発現を行う方法を簡単に教えてください
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次のような手順で行います。
- 得られたクローンを適切な抗生物質を含むLB培地を用いて、37℃で一晩振とう培養(275rpm)する。(前培養)
- 前培養液を適切な抗生物質を含むLB あるいは Terrific 培地で1:100 に希釈する。37℃で振とう培養(275rpm)する。 LB 培地でO.D.600 が 0.4~0.5 あるいは Terrific 培地でO.D.600 が 0.8~1.0まで培養する。
- 培養温度15~25℃のインキュベーターに移して、引き続き振とう培養(275rpm)する。
- LB 培地でO.D.600 が 0.5~0.6 あるいは Terrific 培地でO.D.600 が 1.0~1.5に到達したら、終濃度0.1%になるようにラムノースを添加する。(20% ラムノースを200倍希釈). pET Vectors (Novagen) やプロメガのFlexi® Vectors のようにlac オペレーターが含まれる場合には、IPTG (終濃度1mM )を添加することで、より高いタンパク質発現が得られるかもしれません。
- 培養温度15~25℃で一晩培養する。
- 集菌する。
- ライセートを調製する。
詳しくは製品プロトコール(TB352)をご参照ください。
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