Transcend™ Non-Radioactive Translation Detection Systems
- 大腸菌の無細胞タンパク質発現系(E. Coli S30 Extract)にTranscend™を用いることはできますか?
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E. Coli S30 ExtractとTranscend™を組み合わせて使用することは可能です。S30 SystemとTranscend™を使った合成した反応溶液5µLにアセトン20µLを添加し15分間遠心して沈殿させています。そのあとで、20µLのLoading Bufferに懸濁しSDS-PAGEを実施しています。反応溶液を直接添加する場合は、反応5~8µLを使用してください(SDS-PAGEにアプライする量は10µLです)。
Transcend™の製品プロトコルに記載がありますが、大腸菌の翻訳系を用いる場合は、アミノ酸のリジンマイナスを使用すると効果的です。
また、以下のことに注意してください。
- PVDFメンブレンに転写後のBlockingは、0.5%Tween/TBSで1~2時間実施してください。
- SDS-PAGEゲルにアプライする際は、1µLの反応溶液を使用してください。(これ以上添加しても高い効果は得られません。)
- 50µLのE. Coli S30反応溶液に対し、最大で2~3µLのTranscend™を使用してください。
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