HaloTag® Technology
- バクテリアで使用できますか?
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大腸菌での報告例があります(参考文献1)。
また、HaloTag®発現コロニーを直接検出することもできます (使用例はこちら)。標識にはTMRリガンドを用いており、直接LB培地に加えています。特殊なプロトコールは不要でTMRリガンドは細胞内に取り込まれていきます。
上記の報告ではTMRリガンドを使用していますが、大腸菌でdiAcFAMリガンド、Oregon Green®リガンドの使用は推奨いたしません。diAcFAM、Oregon Green®はエステラーゼによってそれぞれFAM、Oregon Green®に変換されますが、大腸菌はエステラーゼを持たないので、これらのリガンドは蛍光を発しません。参考文献:
1. Hata, T. and Nakayama, M. J. Biochem. Biophys. Methods 70, 679-682 (2007)
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