HaloTag® Technology

従来のHaloTag®とHaloTag® 7の違いは何ですか?

HaloTag® 7は、従来のHaloTag®と比べて以下の点が改善されました。
① リガンドとの結合速度が速くなった
TMRリガンドで約7倍 (2×107 M-1 sec-1)、diAcFAMリガンドで約50倍 (1×106 M-1 sec-1)早くなりました。
② 発現効率が改善された
特に大腸菌での発現効率が改善され、数十倍~100倍以上の発現が得られるようになりました。哺乳動物細胞やin vitro転写/翻訳系でも数倍~数十倍の発現が得られています(社内データ)。
③ 発現タンパク質の安定性、可溶性が向上した
HaloTag® 7は従来のHaloTag® に比べて高温でも活性が安定になりました。また融合タンパク質の可溶性が向上し、よく使用されるGSTタグよりもパートナータンパク質が可溶化しやすくなり、MBPタグと同等の可溶化率が得られました(図3)。

図3. 発現融合タンパク質の可溶性比較

難溶性タンパク質を含む100 種類のタンパク質の中で可溶性タンパク質として回収された割合を示す。high solubility: >100μg/ml, medium solubility: <100μg/ml

よく見られている質問

インターネットでのお問い合わせ

下記フォームよりお問い合わせください。

お問い合わせはこちらから

お電話でのお問い合わせ

製品詳細・学術的なお問い合わせ専用ダイヤル(受付時間:平日9:00~17:00)

TEL 03-3669-7980