ADP-Glo

測定原理を教えてください。

ADP-Glo™ Kinase Assayは以下の原理に基づいています。
キナーゼ(精製酵素)とそれに対する基質を用意し、ATPを含む反応液で反応を行います。キナーゼ反応ではATPがADPに変換されますが、ADP-Glo™を用いたアッセイは、反応後に生成したADPをATPに再変換しルシフェラーゼの発光量(RLU値)として測定します。
キナーゼ反応後のStep 1では、キナーゼ反応で消費されなかったATP (図1の青で示されたATPr) を分解します。次にStep 2でADPをATPに変換し、ルシフェラーゼ発光を用いて変換後のATP量 (図1の緑で示されたATPn) を測定します。
キナーゼ反応が十分に進行した場合はADP量が増加し、発光値は高くなります。逆に、キナーゼ反応が十分に進行しなかった場合はADP量が少ないため、発光値は低くなります。

図1 ADP-Glo™ Kinase Assay測定原理

よく見られている質問

インターネットでのお問い合わせ

下記フォームよりお問い合わせください。

お問い合わせはこちらから

お電話でのお問い合わせ

製品詳細・学術的なお問い合わせ専用ダイヤル(受付時間:平日9:00~17:00)

TEL 03-3669-7980