GloSensor™ cAMP Assay

cGMPを検出する恐れはないのですか?

GloSensor™ cAMPバイオセンサーのcGMPに対する反応性は、cAMPの100分の一以下であるため、cAMPに選択的であると言えます。細胞内cGMP濃度は< 5μMといわれており(参考文献3)、図4に示されているようにin vitroで発現させたGloSensor™ cAMPバイオセンサーは、10μM以下のcGMPでは活性化されないため、通常細胞内に存在するレベルのcGMPとは反応しません。ただし、薬物などの刺激により、細胞内cGMP濃度が非常に高くなった場合は、GloSensor™ cAMPバイオセンサーはcGMPを検出することがあります。

図4  GloSensor™ cAMPバイオセンサーの用量反応曲線

無細胞発現システムで発現させたGloSensor™ cAMPバイオセンサーおよびcAMP結合ドメインに変異を導入した 変異体 (Y399A, R361K)のcAMP用量反応性、およびGloSensor™ cAMPバイオセンサーのcGMPに対する用量反応性を検討した。

参考文献:3. Karpen, JW. et al. (1988) Proc Natl Acad Sci U S A. 85(4):1287-91

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