ADP-Glo
- ADP濃度とRLU値の相関性を調べるためにはどうすればよいですか?
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キットに添付されているATPとADPスタンダードを使用して標準曲線を作成し、ADP量と発光値の関係を調べることができます。ADPのみの標準曲線を作成するのではなく、反応中のATPの何%がADPに変換されたかを調べるためにATPとADPの比率を変えて混合したサンプルで標準曲線を作成します。
例として、1mM ATP-ADP変換曲線の作成方法を示します。キットに添付されているUltra Pure ATP, 10mMとADP, 10mMをKinase Reaction Buffer (実際にキナーゼ反応に使用するもの)で希釈し、表1のように各濃度のATP/ADP混合液を調製します。各濃度のATP/ADP混合液25µlにADP-Glo™ Reagentを25µlずつ加えて40分インキュベートします。その後Kinase Detection Reagentを50µlずつ加え、40分インキュベートしたのち、ルミノメーターで発光を測定して下さい。% ATP 100 80 60 40 20 10 5 4 3 2 1 0 1mM ADP (µl) 100 80 60 40 20 10 5 4 3 2 1 0 1mM ATP (µl) 0 20 40 60 80 90 95 96 97 98 99 100 % ADP 0 20 40 60 80 90 95 96 97 98 99 100 表1 ATP-ADP変換曲線のサンプル調製
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